デイサービスの基礎

初心者にもわかりやすい説明を目指してデイサービスについて語る

デイサービスとは?

デイサービス(通所介護)は、介護の専門施設において日帰りで行われる介護サービスである。利用者が日常生活を1人で送れるように身体機能の維持をサポートしたり、孤独を感じないように他者との関わりの場を提供したりといった役割を持っている。また、家族の介護負担を軽減させる目的もある。

デイサービスで受けられるサービスは主に、送迎、入浴、そしてレクリエーションだ。まず、送迎は、文字通り職員が利用者を送り迎えするサービスである。マイクロバスなどの多人数が乗車可能な車で行われたり、小規模施設では軽自動車のような小型車両で行ったりする事もある。

次に、入浴時の介助(利用者の動作を助ける事)についても、施設ごとにサービスが異なっている。施設職員による脱衣時および着衣時の介助の有無や、洗髪介助の有無は施設よって方針が異なるのだ。また、入浴中に利用者が体調を大きく崩した場合を想定し、救護専用の施設職員が配置される場合もある。

最後に、レクリエーションは、歌や体操、塗り絵、手芸など手軽に誰でも楽しめるものが中心だ。その他、施設ごとに趣向を凝らしたものが用意される場合もある。
たとえば、利用者全員が参加するすごろくゲームだ。実際の施設で行われているすごろくゲームで「ハワイへ行こう」というゲームがある。職員が作ったオリジナルのボードゲームで利用者はサイコロを振り「ハワイ」を目指す。道中のマスでは、職員がアロハダンスをするマスがあるなどハワイにちなんだ余興が用意されている。「ハワイ」1番乗りの人には、景品が贈られる。

これら3つのサービスが主なものになる。しかし施設によって細部は異なりその施設ならではの特色もあるため、利用するにしても働くにしてもその施設をよく調べておく事が大切だ。
また、利用もしくは勤務を考えているのであれば、デイサービスの種類や特徴を説明しているこちらのサイトも1度目を通しておくと良いだろう。